海外旅行準備に役立つカード - クレジットカードコラム「賢いカード活用法」 - ZCC
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クレジットカード活用術:賢いカード活用法
2003.12.11 
海外旅行へ出かけた先でのカードの利用法についてはこれまでの連載でも扱ってきましたが、今回は海外へ行く前に知っておきたい情報として、現金やトラベラーズチェックとの比較をしてみました。

海外旅行準備に役立つカード

◎ 現金
現金の場合、出発前に外貨に両替していく、円のままで持っていく、の2通りがあります。

1. 入手方法は?

出発前に外貨に両替していく場合、日本では両替できる通貨が限られたり、取り扱っている窓口がかなり限られます。USドルは例外で、多くの金融機関の支店や郵便局で取り扱っています。成田など国際線が発着する主な空港の両替窓口では多くの通貨を扱っています。

2.レートは?

USドルの場合を例に挙げると、たとえば銀行間取引レートが1USドル=110円なら、T/Cを購入する際のレートは111円、現金のレートは113円とその差は小さいのですが、イギリスポンドなどや豪ドルなどの通貨ではT/Cと比べてレートはかなり違ってきます。
日本人の渡航先としてもポピュラーなタイのバーツや韓国のウォンなどは、現金に両替できる場所が非常に限られます。
その他の通貨の現金レートはさらに不利なので、現地到着後に日本円から両替するのが賢明です。

東京三菱銀行 トラベラーズチェック・外貨現金両替相場
http://www.btm.co.jp/list_j/kinri/main.htm

3.使える場所は?

渡航先の通貨に両替しておけば、そのまま使えるのがメリット。アメリカやユーロ圏のヨーロッパへ行く場合は、USドルやユーロの現金をある程度用意していくと便利です。
いっぽう円の現金を持っていく場合ですが、ほとんどの国で現地通貨に両替できます。逆にアフリカや中南米などの日本人があまり行かない渡航先に行く人はUSドルの現金を用意していったほうがいいでしょう。

◎ トラベラーズ・チェック(T/C)
トラベラーズ・チェック(T/C)とは、券面金額の種類があらかじめ決まっている小切手のようなものです。
20ドル・50ドル・100ドルなどの券面金額があり、必要な枚数を組み合わせたり、いくつかの券面金額を組み合わせたパックで購入します。購入後は一枚一枚に自分のサインをします。実際に使う際にはもう一箇所の欄にサインをし、同一と認められると使用できます。
アメリカンエキスプレス トラベラーズ・チェック
トラベラーズ・チェック
http://home3.americanexpress.com/japan/tcheques/tc/tcheques_default.asp

1.入手方法とレートは?

USドルのT/Cは多くの金融機関や旅行代理店などで入手できます。その他ユーロや英ポンドなどの場合は日本で現金を入手するよりもT/Cのほうがレートも有利で、取り扱っている窓口も多いようです。なお、発行の際には券面金額に対して1%の発行手数料がかかります。
日本帰国後に使い残したT/Cを円に換える際のレートも、外貨の現金を円に換えるより有利です。

2. 使える場所は?

渡航先国の通貨のT/Cであれば、多くの場所でそのまま使えます。たとえばイタリアにいく場合にはユーロの、イギリスにいく場合はポンドのT/Cを用意しておけば、現地に着いてそのまま使ったり、ホテルや銀行窓口では同じ金額の現金と換えてもらえます。

郵便局 トラベラーズチェック 取り扱い窓口 
http://www.yu-cho.japanpost.jp/n1000000/n1r01200.htm

◎カード

1. 入手方法は?

クレジットカードは通常の申込みの場合、発行されるまで、1ヶ月程度の時間がかかります。
出発日までの日数があまりない場合は、スピード発行の方法があります。多くのカード会社が対応していて、専用の申込書で申し込んだりWEBからオンラインで申し込むようになっています。
カード会社や申し込み方法によって発行までの日数は異なりますがスピード発行で申し込むとおおむね一週間以内には発行されます。
即日発行を行っているカード会社もあります。
ライフの場合はほぼ各県に即日発行可能な支店があるほか、日本信販やJCB、セゾンカードなども即日発行を行っています。

ライフカード
http://www.lifecard.co.jp

NICOSカード:オンラインスピード発行や即日発行に対応
http://www.nicos.co.jp/card/apply/form/1_card.html

2.レートは?

カードを利用した日ではなく、VISAやマスターカードなどの決済センターにデータが届いた時点で、VISAインターナショナルやマスターカードインターナショナルが外貨に交換するレートに事務処理コストとして1.6%前後がプラスされたレートで日本円に換算されます。
利用明細書には換算レートが記載されているか、現地通貨額と円での請求金額が記載されています。じっさいは、海外で日本円の現金やT/Cから現地通貨に両替したレートとほぼ同じか、場合によってはそれよりもやや有利なレートと考えればよいでしょう。

3. 利用できる場所は?

クレジットカードが利用できるかどうかは渡航先の国や地域、加盟店の業種や、VISA・マスター・JCB・AMEX・ダイナースのブランドの種類によってもまちまちです。
地域別ではアメリカやヨーロッパ、東南アジアの日本人の良く訪れる場所では多くの業種でクレジットカードは利用可能です。ファーストフード店や格安な宿や食堂、屋台などでは使えないことがほとんどですが、あまりカードが普及していないような国でも外国人観光客の多いホテルやレストランなどではカード利用が可能です。

ブランド別ではVISA・マスターカードの加盟店数は非常に多く、ほかのカードの加盟店にはなっていない場合でもこれらのカードは使えることが多いです。
JCBは日本人のよく訪れる地域はほとんど利用可能ですが、それらの地域でも現地の人しか行かないような店では利用できないことがあります。現地金融機関に加盟店業務を委託しているような国では、加盟店数ではVISA・マスターとほぼ変わらないケースもあります。
AMEXの場合はVISA・マスターにくらべると加盟店の数は少ないのですが、外国人がよく利用するようなホテルやレストラン、ショッピングについては全世界的にカバーしています。
ダイナースもほぼ同様の傾向ですが、AMEXよりも加盟店は絞られます。

◎それぞれの注意点
現金はなくしてしまったらそれまでなので、おもに現金を海外へ持っていくという人は最新の注意が必要です。
T/Cはなくしても再発行が可能ですが、一枚一枚に忘れずにサインをしておくことと、発行ナンバーを控えておいて使用済みと未使用のT/Cのナンバーをわかるようにしておくなどの注意点があります。

クレジットカードの場合は、紛失・盗難にあった際にはすぐ連絡できるように緊急連絡先をあらかじめチェックしておきましょう。
また、後日不正利用されていることが発覚するようなケースもあるので、利用控えは必ず取っておいて利用明細が届いたら請求金額や、覚えのない請求が来ていないかどうかをチェックしましょう。
また、ついつい使いすぎて利用限度額を超えてしまうことのないように、あらかじめカードの利用限度額もしらべておきましょう。
多くのカード会社では、事前に申し込んでおけば通常の利用限度額とは別枠で海外利用枠を設定してもらうことも可能です。
利用限度額に不安のある人は相談してみましょう。

 
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